- 境界壁と防火壁はどのように違うのですか?
QAI:2つの隣接するビル(各ビルは分離された不動産)を分離している壁を境界壁あるいは防火壁と言います。しかし、境界壁とは違い防火壁は、ビル内の区分や、隣接ビルと分離するのに使用され、火災の拡散を防ぐ機能を有し、発生した火災の状況で火災等級別に規定された時間の間、損傷なしに耐えることができる構造的安定性が必要です。防火壁は、法規に規定された耐火等級を有する不燃性材料で構成されており、地面からビル、またはビルのすべての階で連続的に拡張され、接続されます。境界壁と防火壁の両方の建物法規1.4.1.2項Aに定義された用語です。
- どのような場合は、防火壁であり、境界壁ですか?
QAI:住宅用途の建物を除いて、ビル法規9.10.1.2項に記載されているように、敷地境界線(不動産内)では、どんな境界壁でも防火壁で構成する必要があります。ビルの最上階(その上になんの居住空間も存在しない場合)の場合には、少なくとも耐火等級1時間以上の火災隔離で構成されている場合は境界壁を防火壁で構成する必要がないと法規に規定されています。
- 設計の専門技術者(Professional Engineer)の承認を必要とするのでは?
QAI:防火壁が使用されているところは、部門3(Part 3)の要件が適用さなければならず、登録された専門家による設計で承認される必要があります。専門技術者と登録された建築家が登録された専門家と言うことができます。部門9(Part 9)の構造については、防火壁が付録Dに応じて、あるいはULC S101に基づいて試験した条件で設計し、施工することができます。しかし、技術者が防火壁を含む建物の設計と施工の責任を負います。製造者は、防火壁がプロジェクトに必要かをまず決定する必要があります。もし防火壁が必要ならば、部門3(Part 3)に基づいて設計をしなければならず、占有形態に応じて、防火壁の耐火等級が変わります。すべての防火壁は、不燃性建築でなければならず、付録Dに応じて、あるいはULC S101にした通りに、あるいは専門技術者(Professional Engineer)によって設計し施工できます。貴社の防火壁の組立品が「建築物や材料の耐性試験のULC S101標準的な方法」にどのように承認されるかの詳細を知りたい内容があれば、fbsadmin@qai.orgにご連絡ください。