QAI訪問団、CABRとカーテンウォール建具技術センターを訪問
QAIのKent Adamson代表は1月7日QAI ChinaのGeneral ManagerであるSteven Xiと北京の中国建築科学研究院(CABR)カーテンウォール建具技術試験センター(Department of Curtain Wall、Window& Door Technology and Testing Center)を訪問しました。 QAIとCABRの両機関は、中国と北米市場のカーテンウォールと建具の認証と試験の分野についての技術を交流しました。 CABRの院長Hongtao Wang、副委員長Qing Shi、選任エンジニアMing QiuならびにエンジニアQiang YanとJunyang WangがCABRを代表して、今回の会談に出席しました。
会談の中で、CABRのカーテンウォール建具技術センターの院長であるHongtao WangとエンジニアのQiang YanがCABR(カーテンウォール建具技術センター)の能力と役割について紹介しました。 CABRのカーテンウォール建具技術センターは、CABRの子会社として、国家建設工学品質監督検査総局の傘下機関です。それだけでなく、建築設計のA級資格の保有、カーテンウォール、建設1級資格の保有及びカーテンウォールと建具法的建設承認の資格を保有している機関です。 CABRはカーテンウォールと建具製品試験と研究開発を担当する最初の研究機関で、中国でカーテンウォールと建具製品及び試験方法の標準と関連技術仕様の標準を管理してきました。 CABRは中国初のカーテンウォールのための密閉(airtight)、水密(watertight)、風圧(wind pressure)、面内変形(in-plane deformation)感知機器の保有だけではなく、建具用密閉(airtight)、水密( watertight)、風圧(wind pressure)、 音響伝送率 (sound transmission)、熱効率(thermal performance)と光透過(light transmission)を検出機器も研究院内で保有しています。
CABRが保有しているカーテンウォールの試験装置は、2006年に製作し改良された装置で、世界で最も大きく最も先進的なカーテンウォールの試験装置であり、中国、日本、北米、欧州、オーストラリア規格を含む多国籍標準要求条件を準拠するように設計されました。
この席でQAI ChinaのSteven Xi支社長がQAIの経歴についてブリーフィングを行いました。 QAIは、北米市場に投入される窓製品と建材のための試験、検査、および認証機関で、北米で発売された製品についてOSHA(米国連邦職業安全保健局)からNRTLとして承認され、SCC(カナダ標準化委員会)から認証機関として認定された機関です。
会談後に、QAI訪問団はCABRのカーテンウォール試験所、建具試験所、火災試験所、耐震設計試験所と風洞試験所を訪問することで、CABRの大規模な試験能力と認定範囲を確認することができました。
今回の訪問の後、QAIはCABRの建具試験所の品質マネジメントシステムと技術力の予備評価を完了しました。両機関は、QAI認定プログラムを基にしたデータの承認プログラムを進行することに同意しており、カーテンウォールと建具および他の建築材料産業の分野で、北米の技術要件に対する相互間の交流を増加させることに合意しました。技術交流とデータの承認プログラムを基盤にした技術サポートを通して、北米市場に製品を輸出しようとする中国のメーカーに技術サポートを提供し、製品の市場適合性を向上させることができるでしょう。